生活energy --- 年金Q&A 「企業年金の未払いの調べ方」

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Q・・・企業年金の未払いの調べ方

【例】 
男性・自営業 52歳
自分が企業年金の未払いに該当しているかどうかの調べ方は?



A・・・加入記録で確認。

企業年金 → 退職金を年金払いするもの。本来は国の年金とは関係ない。
しかし厚生年金基金だけは、注意!

厚生年金基金 → 国の老齢厚生年金の一部の掛け金を国に代わって積み立て、国に代わって支給する。
この部分のことを代行部分という。

基金 ⇒ 代行部分その会社の退職金にあたる加算部分 ⇒ 一つにして支給する。

個別の基金から年金を受けるには → その基金に一定期間加入していたことが必要。

中途脱退者(加入期間が短い人)← 退職金にあたる加算部分は支給されないケースが多い。
しかし、本来は国の年金である代行部分を支給しないわけにはいかない。

そこでこのような場合
→ その人の掛け金にあたる積立金を企業年金連合会に移して、
  連合会から年金として支給することになっている。

自分が基金に加入したかどうか・・・

● 社会保険事務所に出向く
● 年金ダイヤル
● インターネット
● 定期的に通知される加入記録  によって、確認できる。

また、老齢年金の受給者については、

年金証書の右上にある「基金1−3種」という部分の加入期間や平均報酬に数字が入っていたら、それが基金に加入したということをあらわす。

代行部分を受給していないとうことは → その分、基金に加入しなかった場合と比べて老齢厚生年金が少ないということ。

※ 基金に加入したのに基金の年金を受給していないときは、加入した基金あるいは連合会に問い合わせましょう!




【同じ期間、同じ報酬で厚生年金に加入しても・・・】

図1

中日新聞2007/9/13(木)参考


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