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◇2007/10/21(日)
良い香りと対人距離の関係

 夕暮れ時の空腹時、ただよってくる夕飯のおかずの匂いに思わずお腹が「グー」と鳴ってしまった経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
また、あまい香りを放つ美しい花に顔を寄せては、その香りを嗅いでしまったり。
いい香りにはついつい引き寄せられるものですね。
 ところで、人は皆、他人とは一定の距離を保ち、自分の空間を守ろうとする性質があるそうです。この距離や空間を「パーソナル・スペース」といって、
アメリカの人類学者ホール博士による分類では
  • 密接距離・・・45cm以内(家族・恋人などとの身体的接触が容易にできる距離)
  • 固体距離・・・45〜120cm(友人などと個人的な会話を交わすときの距離 )
  • 社会距離・・・120〜360cm(職場の同僚と一緒に仕事をするときなどの距離)
  • 公衆距離・・・360cm以上(公的な人物と公式的な場で対面するときの距離)
となるそうです。
人に好まれるような良い香りは、このパーソナル・スペースを縮める効果があり、香りが無いときに比べ、香りがあるときのほうが、警戒したり不快に感じたりする範囲が半減するそうです。

香り効果! あなどれませんね。


◇2007/3/21(水)
カプサイシンの老化予防効果

 唐辛子に含まれる成分のカプサイシンは、老化や生活習慣病の原因となる「細胞死」(アポトーシス)を抑制するそうです。
(名古屋市立大大学院医学研究科の岡嶋研二教授、原田直明助手らのグループが発見し、英科学誌「ニューロファーマコロジー」に論文を発表。「唐辛子を食べることは、アンチエイジング(抗加齢)につながる」としている。)
 細胞死は、がん細胞など不要な細胞の除去や、正常な器官形成のために必要な「細胞の自殺」などあるそうですが、ストレスなどが原因で、細胞死が過剰に進むことで、細胞数が減少したり、臓器の機能が低下したりして、老化が促進され、生活習慣病に陥るとされています。
カプサイシンを摂取することによる刺激が知覚神経に伝わり、神経末端からアミノ酸の複合体「CGRP」が放出され、CGRPが若い細胞に働きかけてIGF-1(細胞死を抑えるタンパク質)の生産を促進するそうです。
 岡嶋教授らのこれまでの研究で、カプサイシンを肌に塗るとシワやたるみがとれることが分っており、カプサイシンを多く含む唐辛子は、老化予防に有効とのことです。

2007/3/20 中日新聞参照

NCBI (National Center for Biotechnology Information) の 英文記事
(一部)
Stimulation of sensory neurons by capsaicin increases tissue levels of IGF-I, thereby reducing reperfusion-induced apoptosis in mice.
「カプサイシンによる知覚神経への刺激はIGF-1の細胞組織レベルを増加させ、その結果、マウスの、再潅流誘導性細胞死を減少させる。」


◇2007/3/14(日)
ホワイトデー

 バレンタインデーにチョコレートなどをもらった男性が、そのお返しとしてクッキーやキャンデー、マシュマロなどのプレゼントを女性へ贈る日。全国飴菓子工業協同組合が売上向上のために企画したのが始まりで、飴の材料である砂糖が白色だったため「白=ホワイト」から「ホワイトデー」と命名されたそうです。
一方で、福岡県福岡市の菓子店「石村萬盛堂」は、同店が提唱した「マシュマロデー」が「ホワイトデー」の起源であると主張しています。

そもそも、バレンタインデーは3世紀のローマ皇帝クラウディウスが出した恋愛による結婚禁止令に違反した男女を救うため、2月14日に殉死した聖バレンタインを記念して設けられたものだそうです。 ひと月後の3月14日、その男女はあらためて二入の永遠の愛を誓い合った。その日を記念したのがホワイトデーで、ヨーロッパをはじめ世界中の多くの人々に語り継がれてきたのだそうです。


◇2007/2/11(日)
サプリメントと薬の違い

 最近、デパートやコンビニなどでよく見かけるサプリメントですが、薬とどう違うのでしょうか・・・?ちょっと調べてみました。

サプリメントとは、日本では栄養補助食品(えいようほじょしょくひん)または 健康補助食品(けんこうほじょしょくひん)のことで、アメリカの 「ダイエタリー・サプリメント (dietary supplement) 」を略した言葉だそうです。日常生活で不足しがちなビタミン、ミネラルなどの栄養素の補給や特別の保健の用途に適します。

(注:「食品のうち、錠剤・カプセルなど通常の食品の形態でないもの」を指し、サプリと略して呼ぶこともある。)

サプリメントの役割は、病気ではなく健康である人が健康を維持するため、または不足していると自己認識したものを確実に補充する事を目的として、特定の効能や効果を得るために、予防医学の一環として、あくまで自己判断自己責任として摂取されるものです。

薬は病気の人が病気を治すために一時的に飲むもので副作用を伴うことが多いのに対し、 サプリメントにはほとんど副作用がないとのことです。が、個人差や飲み合わせ、食べ合わせなど、気をつけるべき点もあるようなので、用法・用量をよく読んで服用したほうが良いのは言うまでもないですね。

また、あくまでも栄養補助食品なので、サプリメントをとるには、食事をしっかりとっていることが、大前提ですね。
まずは、好き嫌い無く、規則正しい食事を心がけたいですね。


参考: ウィキペディア(フリー百科事典)より 「サプリメント」


◇2007/2/8(木)
チョコレートの歴史

 2月14日。バレンタインデーですね。スーパーやデパートには、国内メーカーのものから輸入品、お手ごろ価格から高級品まで・・・いろいろなチョコレートが並んでいます。

 チョコレートの原材料はカカオ豆。高温多湿な熱帯地域で栽培されます。発祥はなんと紀元前、古代マヤや古代アステカにまでさかのぼります。 当時はとうもろこしの粉や薬草などいろいろなものが混ぜられていて、ドロドロして濃厚で苦く、薬や精力剤、儀式用の飲み物だったそうです。
とても貴重で中南米では貨幣としても使われました(例: 野うさぎ=カカオ豆100粒)。

1521年、アステカがスペインの植民地となると、カカオも砂糖やシナモン、バニラなどを入れスペイン人好みに改良。

1615年、スペインのアン王女がフランス国王ルイ13世と結婚。フランスの宮廷に持ち込まれる。大変濃い飲み物で、水でのどを潤しながら飲むのが常識だったそうです。

1657年、ロンドンで最初のチョコレート・ショップがフランス人によってオープン。 (カカオに含まれているテオブロミンには、利尿作用や筋肉弛緩(しかん)作用などの薬効があり、英国では薬局で販売されていた。)

1797年ごろ、長崎にチョコレートが伝わったとされる。

1847年、英国で現在の板チョコレートの原型が誕生。

1857年、西アフリカのガーナに栽培技術が広まり、それ以降、主要農産物の一つになる。

1899年、森永商店(森永製菓の前身)、チョコレートの製造を始める。日本初。

と、「食べる」チョコレートの歴史は、まだ160年ほどだそうです。

 カカオに含まれるポリフェノールは動脈硬化が進むのを防ぎ、またテオブロミンは気分をリラックスさせたり、疲れを取り除く働きがあるそうです。

 ☆ホワイト・チョコレート・・・カカオ豆からとれる淡黄色の油脂をココアバターといい、カカオ豆には53〜58%も含まれている。ココアバターにミルク、砂糖などを加えて作るのがホワイト・チョコレート。立派なチョコレートですね。

 ☆ココアとチョコレートの違い・・・カカオの脂肪を減らして湯に溶けやすくしたものがココア。 一方チョコレートは、挽いた練り状のもの(カカオマス)にさらに脂肪分や砂糖などを加えて固めたもの。

(参考: 中日新聞サンデー版 2007/2/4)

はるか古の時代、高貴な人や戦士たちを元気づけるために飲まれたチョコレート。 バレンタインデーにふさわしい贈り物かもしれませんね。


◇2007/1/20(土)

 こんにちは、主婦の道子(ドーコ)です。今日からこのホームページ『生活energy』をはじめます。生活に役立ちそうなもの、楽しくしてくれそうなものを集めてみたいと思います。 どうぞ、よろしくお願いします。

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